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【副業×Webライター】副業で始める際の注意点

本業との掛け持ちで、副業としてWebライターの仕事をおこなうには、さまざまな注意点があります。

ここではWebライターの仕事を副業で始める際の注意点を、私の実体験を基にご紹介します。

Webライターの師匠

副業Webライターってどうなの?そこんところ詳しく説明しますよ!

執筆=収入

はじめに、Webライターの仕事を副業でおこなう場合の、執筆と収入に関する注意点を2つ説明します。

注意点①やらないとお金にならない

Webライターの仕事は、執筆した文字数に応じて報酬が決定するケースが多いため、自分が意欲的に取り組まないと報酬が発生しません。

本業が忙しくて副業の時間がとれない、始めたばかりで記事をどう書いていいかわからない、と執筆活動を止めては当然収入を得ることはできません。

私は副業でWebライターを始めた頃は文章力に自信がなく、1記事完成させるのにも時間がかかっておりなかなか仕事が進まないため、モチベーションも上がらず仕事の手が止まってしまうこともありました。

しかしやらなければお金は発生しないので、納期の短い仕事に応募したり、複数仕事に応募したりすることで、やらなければいけない状況を作り、なんとかモチベーションを維持しました。

そうして根気強く続けることで、徐々に執筆速度も上がり高単価の仕事を受ける実績もつき、どんどん収入を上げることができたのです。

Webライターの師匠

つまり、稼げるお金=自分の頑張り=執筆時間×文字単価

私が副業でWebライターの仕事をしていた時期は、本業が終わって帰宅後食事等を済ませてから、大体22時から0時くらいまでWebライターの仕事をしていました。

副業でWebライターをしていても、毎日2時間くらい記事を執筆する時間が取れるのであれば、1ヵ月もすれば時給1000円程度になり、月収で5万程度稼げるようになります。

また本業が定時に帰れるような仕事で、毎日4時間くらい記事を執筆する時間が取れるのであれば、月収で10万程度稼ぐことも可能です。

私は文章を書くことが苦手でムラがありましたが、1ヵ月で時給1000円を達成できていたので、文章力に自信がある方はもっと早く時給1000円を達成できるでしょう。

注意点②稼げるようになるには時間がかかる

私は文章力に自信がなく、始めのうちは執筆速度も遅かったため、しっかり稼げるようになるまでには時間がかかりました。

副業として少しの時間で働く中で、始めのうちは記事の構成や文章の書き方などに悩み、慣れるまで執筆底度は遅く、時給に換算すると低くなりがちです。

私の場合、単純な執筆速度よりもリサーチや記事構成に時間がかかっていたため、記事全体の執筆速度はかなり遅くなっていました。

自分の記事にどの情報が必要であるかの選定に時間がかかってしまう、そうすると内容が定まらない、そして記事構成が終わらない、そのためいつまでも記事本文が書けない、といった感じです。

そこでまず記事のキーワードやテーマからではわからない内容は、自分で悩まずクライアントに質問することで、内容を定めるようにし、それからリサーチするように変更しました。

そうすることで全体の執筆速度を上げることができ、始めは1記事1000文字の記事で2時間かかっていたのが、10記事書くころには執筆速度も上がり始めの半分の1時間程度でできるようになりました。

そして10記事も書くと実績やクライアントからの評価も上がり、文字単価1円以上の仕事ができるようになり、一石二鳥の結果となりました!

exmachina

執筆速度も当然大切ですが、高単価の仕事で時給をあげることも大切です。

しかし高単価の仕事は実績が問われるため、始めは執筆速度が遅くともしっかりこなし、実績を作る必要があります。

遅い執筆速度と必要な実績作りで、結果しっかり稼げるようになるには時間がかかってしまいます。

ですが、クラウドワークスのようなクラウドソーシングサイトを利用すれば、すぐに仕事を受注でき、クラウドワークスの仮払いシステムにより、記事納品後すぐに収入を得ることができるため、目に見えるお金が発生することで意欲的に仕事を続けるための糧になります。

時給を上げ稼げるようになるには時間がかかりますが、お金を稼ぐために副業をしているわけですから、続けることでモチベーションを上げ意欲的に取り組むことが大切です。

仕事時間の選定

次に、Webライターの仕事を副業でおこなう場合の、時間による注意点を2点説明します。

注意点①時間の確保

私は副業で、1ヵ月目で最低3万の収入を目指していたため、1日当たり1000円程度は稼げるように目標を立てて仕事をしていました。

始めて1ヵ月目で、1日1000円稼ごうと思うと、私の執筆速度では最低2時間は副業の時間を取らなくてはなりませんでした。

そのため、本業終了後帰宅してから最低2時間はWebライターの仕事時間を確保していました。

自分が1時間にどれだけ執筆を進められるのかにもよりますが、1日にどれだけ時間を確保するのかにより収入は前後してしまいます。

自分が月にどれだけ収入を得たいのか、そこから逆算して1日にどれくらい時間を確保すべきかを計算するとよいでしょう。

自分の収入の目標を立て、受注している仕事内容からどれだけ仕事時間を設けるか考えることも大切です。

副業で働く場合、1日の中で取れる時間は限られており、高い目標設定をしてしまうと達成できない可能性があるため注意しましょう。

注意点②時間の管理

好きな時間に仕事ができる分、自分自身で仕事時間の管理をおこなう必要があります。

私が副業でWebライターをおこなっていた際、本業で突然早朝出勤や夜勤がはいることがあったため、副業も余裕をもっておこなう必要がありました。

そのため私が仕事時間を管理するためにおこなった工夫は、スプレッドシートにカレンダーを作成し、受注した依頼を整理することです。

カレンダーには、納期や構成案提出といったターニングポイントと日毎の予定を入れるようにしています。

また毎日寝る前には、当日の進捗によって適宜カレンダーを修正するようにしていました。そうすることで執筆前にカレンダーを確認し、当日のやることを整理しています。

上の画像のように、私はカレンダーで各案件に対して【受注】、【納期】、【予定】を記入するようにしています。

【受注】にはその案件の(記事数、文字数、納期)を記入してます。どれくらいのボリュームがあり、どれくらいゆとりがあるかを一目で分かるようにするためです。

【納期】はその案件の納期日に記入しています。仕事を多く受けると、どの案件がどの納期か分からなくなったりするため、最低限守るべき納期が一目で分かるようにするためです。

実際は納期前に余裕を持って仕事を終えることもあるため、仕事が終わり次第、赤字でOKと記載するようにしています。

【予定】にはその日何をやるかを記入するようにしています。他の案件との兼ね合いもあり、案件に優先順位をつけどの案件からおこなうか整理するためです。どの案件をどのくらい終わらせるかを記入するようにしています。

その日の終わりに進捗を確認し結果を赤字で書くこと、予定通りに進まないこともあるためその都度予定を更新することにしています。

また、クライアントから案件内容の変更や緊急性の高いものについては★をつけて、目立つようにしています。

受注している仕事がどれくらいで終わるのか、その仕事の納期を確認しいつまでに執筆すればよいかのスケジュール管理が大切です。

自分の執筆速度を確認する

スケジュール管理のためには、まず副業のために自分が毎日どれだけ時間を確保できるのか、その中で自分がどれくらいの仕事量がこなせるのかを確認してから、仕事を受注するようにしましょう。

例えば、本業が毎日18時に終わるのであれば、夕食や風呂を済ませてから、遅くとも21時頃から寝る時間までの2時間くらいは仕事時間を確保できるでしょう。

その2時間の中でどれくらい執筆ができるかを確認してから仕事を受注するとよいです。

あらかじめ自分が仕事を受けたと仮定して、自分でテーマを決めて1000文字程度の記事を作成してみましょう。

例えばクラウドワークスなどで案件を確認し、応募はせず依頼内容だけを参考に、それを基に執筆をしてみます。

実際の仕事は文字数が指定されていることが多いため、1000文字の記事でどれだけ時間がかかるのか計っておくことで、仕事を受注する際の指標ができます。

その指標を基に、自分の確保できる仕事時間からどのような仕事がこなせるかを判断するとよいでしょう。

納期を遅らせることは自分の評価を下げることに繋がるため、必ず納期内に執筆完了するようにしましょう。その上で記事のクオリティも落とさず執筆する必要があります。

仕事の優先順位を決める

次に副業で仕事を複数受けている場合、納期や記事の内容から優先順位をつけ執筆を進める重要性を説明します。

例えば、以下のような異なる3つの仕事を同時に受注した場合、私は以下の順で優先順位の付けます。

  1. 3時間で終わる仕事で納期が3日以内(ゆとり:小)
  2. 1時間で終わる仕事で納期が3日以内(ゆとり:中)
  3. 1時間に終わる仕事で納期が1週間以内(ゆとり:大)

仕事の内容と納期の短さを考え3時間で納期3日以内の仕事から進めます。

必ずしも予定通りに執筆を進められるとは限らないので、ゆとりを持っておこなうためです。

執筆が遅れゆとりがない場合、夜遅くまで副業をおこなってしまうと、翌日の本業に支障が出る可能性があるため注意しましょう。

スキル面

最後に、副業でWebライターとして働く場合の、スキル面による注意点を説明します。

注意点 基礎学習は必要

記事を執筆する上で、最低限の文章力がなければいけません。

私は文章力に自信がなく、基礎学習のためにWebスクールを利用しました。Webスクールでは正しい言葉の使い方や、記事構成のやり方などを学びました。

私の場合、本業を終え帰宅後に1時間程度学習の時間を設けていましたが、毎日1時間でも学習時間が取れないとWebスクールの利用が少し難しいかもしれません。

そのような方は、Webスクール以外でも、本や動画で学習することもできるため、通勤時間などの隙間時間で学習を進めるとよいでしょう。

以上のように、副業でもWebライターを始める上で必要最低限の基礎学習は必要であり、本業との兼ね合いでそれができていないと、記事の執筆が進まず挫折してしまう可能性があるため注意が必要です。

まとめ

以上、副業でWebライターを始める利点と欠点を説明しました。

Webライターの仕事は自由度が高い分、自分の行動に大きく左右されます。

副業でWebライターとして働く場合、自分の行動次第で収入や仕事時間を決定できるため、意欲的に取り組むことが大切です。

またWebライターをおこなう場合、それで得た知識や経験が本業で役に立つこともあるため、そうした視点で副業をおこなうのもよいでしょう。

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