私は、本業で建設コンサルタント会社に勤めながら、Webライターとして働いています。
Webライターは、ネット環境が整っていれば、誰でも自宅で仕事ができます。
私の経験を基に、Webライターの働き方、事前準備について解説します。
Webライターとして活動している生の声を紹介するぞ!
Webライター駆け出しだけど頑張ります!
Webライターとは
Webライターとは、Webサイト上で文章を書く人のことです。
Webライターと言ってもいろいろな仕事があるため、ここでは私がWebライターとして働く中でどんな仕事をしているのか、どのような環境で働いているかご紹介します。
仕事内容
私がWebライターとしておこなう仕事は、主に仕事のクライアント(仕事の依頼主)からキーワードや文字数などの指示をいただき、それに沿って記事作成をすることです。
仕事もさまざまなカテゴリーやジャンルのものがありますが、私がした「企業法務について」の仕事を具体例に、Webライターの仕事内容をご紹介します。
この「企業法務について」の記事作成では、始めにキーワード・読者想定・文字数・納期の指示があり、マニュアルも同時にいただいたため、それに沿って記事を作成しました。
企業法務についての記事は3件作成しましたが、その中でも印象的だったのは取引先入金遅延についての記事です。
キーワードは「取引先 入金 遅延」読者想定は企業の経営者及び会計業務をおこなう人、文字数5000文字、納期は1ヵ月の記事作成で、Webライターを始めて1ヵ月ほど経った頃の仕事でした。
私は簿記の知識が多少あるので、このキーワードだと記事を作成するのには少し不十分だと思い、クライアントに質問したのを覚えています。
「取引先 入金 遅延」だけだと、取引先が入金遅延をおこしているのか、自社が取引先に対して入金遅延をおこしてしまったのか、どちらとも取れてしまうからです。
その内容をクライアントに質問したところ、取引先が入金遅延をおこしている場合で記事作成するよう指示がありました。
作成前の指示内容だけでは情報が不十分である場合もあるため、作成前にクライアントに確認しておくことが大切です。
そして記事作成をスタートしましたが、クライアントからのマニュアルに、文末表現や引用についてのルール、法律についての書き方などとても細かく指示されており、特に作成で躓く点はありませんでした。
しかし、読者想定が会社経営者であることから何度もクライアントのチェックが入り、「見出し作成後にクライアントへ提出・見出しの修正・本文作成後クライアントへ提出、本文の修正・再度クライアントへ提出」という感じで何度も修正作業があり大変でした。
実際に5000文字の記事作成にかかる時間は、始めて1ヵ月程度の頃は約2日で記事が作成できましたが、この記事では修正も含めて1週間程かかってしまったのです。
お堅い内容の記事作成は初めてで、すごく大変でした。
仕事環境
私は自宅で、デスクトップパソコンを使いWebライターの仕事をしています。
Webライターの仕事はパソコンが使える環境であればどこでもできますが、パソコンといってもデスクトップパソコンやノートパソコンなどさまざまあるので、ここでは私のパソコンについて説明します。
- 【CPU】 Ryzen 5 2600
- 【OS】Windows10 64bit
- 【ビデオカード】GeForce GTX 1650
- 【メモリ/ストレージ】16GB/3TB
- 【マウス】Logicool g402
- 【キーボード】North Crown X-1
- 【モニター】BenQ 23.8型 EW2480
私は、上記のようにパソコンを自作してますが、高いパーツは使用していません。
価格は、合計で10万円程度です。
Webライターとして活動するのに必要最低限そろえるのであれば、5万円程度の既製品パソコンで十分可能です。
既製品パソコンといってもさまざまなものがあるため、パソコンや周辺機器選びで重視すべきポイントをまとめました。
- WordやExcelが使えると便利なので、Microsoft Officeが入っているといい。
- Webライターとしての使用なら、高性能である必要はなくて、特別なソフトも必要ない。
- 家でのみ作業する場合はデスクトップがおすすめ、外で作業する場合はノートPCでも大丈夫。
- 作業効率が上がるためショートカットキーが搭載されたマウスやキーボードがあると便利。
- リサーチしながら作業するためにモニターが2つあると便利。
Webライターになったきっかけ
私はもともと建設コンサルタント業の会社員でした。
建設コンサルタント業とは、建設事業のうち計画・調査・設計・監理業務を中心に、官公庁および民間企業を顧客としてコンサルティング(解決策を示しその発展を助ける業務)を行う業者です。
私はその中でも橋梁の調査設計をしており、橋梁の定期点検や修繕業務に携わりました。
建設コンサルタント業の仕事は、責任ある仕事でとてもやりがいのあるものでしたが、私は将来起業するという意思がありました。起業する一番の理由は、仕事を自分の思い通りにコントロールしたいからです。
Webライターの働き方は自分で仕事の時間をコントロールするという点が、起業する理由と一致したため、練習をかねて始めたのがきっかけです。
また起業したとして、どんな仕事でも自身の商品やサービスを説明する場合や、顧客とのコミュニケーションをとる際にも、文章力が高いことが望ましいと考えました。そしてWebライターは「文章を書くこと」が仕事なので、起業のために文章力を高めるために最適だと思い、Webライターとして活動しはじめました。
本業との兼ね合いのため、副業に当てる時間は日に2~3時間程度でした。Webライターは、仕事を取る量を調節すれば、平日の仕事終わりや休日の空いた時間に活動することが十分可能です。
私の場合、3時間で記事構成を作成・本文約1000文字程度まで進めることができます。仕事内容によりますが、5000文字の記事作成依頼だと、3時間で半分程度の進行具合です。休日はWebライターの仕事時間に5~6時間程度あてており、1週間で約27時間仕事時間があったため、大体3~5記事は作成しています。
Webライターを始めた当初は、文章の構成を考えるのに時間がかかり、1記事書くのに2、3日かかる事もありました。それを考えると、今は文章の構成も、言葉の選び方も以前に比べてうまくできています。
- 起業のための足掛かり
- 文章力を高めたい
- 副業としてできる
「私の」Webライターの事前準備
私はもともと「文章を書く事」が苦手だったので、まず基礎学習のためにWebスクールで勉強しました。
Webライターを始める前に、文章力をあげるためにどうすればよいかインターネットで検索し、Webスクールを見つけました。そのWebスクールは「月間20万稼げるようなWebライターになるためには」をコンセプトにしていたので、短期間でしっかり稼げるようなるために、有効だと思い受講しました。
学習自体はWebスクールが配信している動画で行うため、いつでも見直すことができます。1回の動画は約15分程度で、仕事から帰って来てから学習するにはちょうどいい時間だったのもこのWebスクールを選んだポイントです。
基礎学習の内容は、言葉の選び方や文章構成の基本、記事を作る際のタイトルや見出し構成などのWebライターとして必要なスキルについてでした。
基礎学習の他にも、クラウドワークスでの初回仕事斡旋や、記事の添削サービスなどのサポートが受けられます。クラウドワークスとは、インターネット上で仕事を探せるクラウドソーシングサイトの事です。
Webスクールで動画を見て学習する事や実際に仕事を探す事は、自分で行わなければならないので、自分で行動することが何より大切です。
料金は15万で軽く出せる金額ではありませんでしたが、月間20万稼げるようになるまで、配信動画を見直す事ができることや、添削などのサポートを受ける事ができるため、受講してよかったと考えています。
添削サポートについては今でもまだ月間20万は稼げていないので、よく利用させてもらっています。
実際に勉強したと言ってもマスターできたわけではないので、接続詞や文末表現の間違い、句読点の間違いなどが多くコメント付きで指摘があったり、逆に改善されてよくなっている点などにお褒めの言葉が書いてあったりして、自分自信の成長も感じることができます。
初めての仕事はWebスクールでの学習の一環としてクラウドワークスで1000文字の記事作成の仕事を斡旋してもらえます。私が受けた1000文字の記事作成は「ゲーム機の周辺機器の商品紹介」についてでした。
具体的には、PlayStation4対応のヘッドセットを紹介する記事を作成しました。Amazonで販売されているヘッドセットを3種類紹介する記事でしたが、1000文字の中でどれだけ沢山の特徴を伝えられるか、それをどう文章にするのかが大変でした。
初めての仕事がクラウドワークスの依頼で、大変でしたが滞りなくこなせたため、Webスクールでの添削サービスを利用しながら、今でも「クラウドワークス」で仕事をしています。
まとめ
Webライターの仕事は、パソコンが使えればどこでも、誰でもできます。
私も副業として、Webライターを始めましたが本業に差し支えることなく、自由に楽しく仕事ができています。
特にWebライターの仕事は、私が苦手としている「文章を書く事」を続けているため文章力がつきます。
依頼を滞りなく達成できると、自分の将来への道を1歩ずつ進んでいる実感が湧きます。継続して続けるために、この1歩ずつ進む事が何より重要です。